旅と写真と感性

旅と写真、ときどき感性

旅行で撮影した写真や感じたこと、日常で気になったことを気ままに綴るブログです。

★上半期44冊読んでおすすめの3冊(2020.8/16)

こんにちは。

8月も中旬ですね。毎日暑い日が続きますが皆さんはお変わりないですか?

本日は「」について書きます。

 

大学1年の時に受けていた退屈な授業をきっかけに読書に芽生え、自粛期間に限らず毎月なるべく多くの本を読もうと心がけています。
今年の1~6月の間に44冊の本を読み、その中でもおすすめの本を3冊ご紹介できればと思います。
中身はもっと濃い内容で詰まっていますので、興味のあるものはぜひ読んでいただきたいです。

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シンニホン:安宅和人

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【本について】
・2020年2月出版
・著者:安宅和人氏(ヤフーCSO/慶応義塾大学環境情報学部教授)
【中身のまとめ】
日本には眠っている才能や情熱がまだまだ解き放たれていないような状況であり、「異人」が今後のカギを握ると見る。「異人」とは平均的な人間ではなく、多くの人が目指さないような領域でとてつもない力を発揮するような人や、描いた夢を複数の領域でつないで形にできるような人のことを指す。そうした人たちの育成も急務であり、リソースの配分も今後の重要課題である。

とても分厚い本ですが、読みやすいので3日で読み切れます。
個人的には「風の谷構想」がとても魅力的で興味深いので、ぜひその点でも読んでいただきたいです。

働き方5.0:落合陽一氏

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【本について】
・2020年6月出版
・著者:落合陽一氏(筑波大学准教授/学長補佐、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社代表取締役社長)
【中身のまとめ】
落合陽一氏のロングセラー本である「これからの世界をつくる仲間たちへ」のアップデート版で、大変読みやすい文章構成。
狩猟社会(1.0)⇒農耕社会(2.0)⇒工業社会(3.0)⇒情報社会(4.0)の次として、AIやロボットと共に働く時代:働き方5.0の時代をどう生きていくべきかを示している。
機械やAIに代替されないような人材をクリエイティブ・クラスと言い、そうして生きるためには社会とどう向き合うかを述べている。
昨今のコロナ禍を踏まえて、人間がやるべきことの本質は何かについて考え、これからの世界を作るための考え方を述べている。
これからの時代に沿った方向性を示し、ヒントを与えてくれる内容。

落合陽一氏の本はどれも分かりやすい言葉遣いで書かれているので本当に読みやすいです。
慣れてきたら「デジタルネイチャー」「魔法の世紀」を読むことをお勧めします。

CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編:馬場正尊氏・中江研氏・加藤優一氏

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【まとめ】
・2017年12月
・編著
①馬場正尊氏:オープン・エー代表取締役、建築家
②中江研氏:神戸大学工学研究科建築学准教授
③加藤優一氏:(株)銭湯ぐらし代表、(社)最上のくらし舎代表
【中身のまとめ】
・海外のローカルなエリアリノベーションの事例を載せている。日本よりも先に人口減少によって縮退したイタリア・ドイツ・アメリカ・チリ・イギリスの地方都市を劇的に変えた事例を掲載、様々なアイデアが載っているので今後の参考になり得る。
一見ネガティブに聞こえる言葉である人口減少や縮退を逆手にとった逆転の発想で変化を楽しむようにまちが変わった。
イタリアの有名な「アルベルゴ・ディフーゾ」や、アメリカのデトロイトでの「創造的縮小のフレームワーク」など、現場での生の声を分かりやすく載せているため、小説のように情景を想像しながら読むことができる。

日本における今後のまちづくりの参考に大いになる本であり、写真もたくさん載っているのでとてもイメージしやすいです。
建築・都市計画に興味のない人にとっても読みやすいと思います。

 

レビューって難しいですね。全然伝わらない気がする。。
言葉の鍛錬と言っておきながら、まだまだ日本語が下手っぴなので精進します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😉