vol.18 自然に還ることのできる知床・津別ひとり旅(2020.9/17-19)
みなさん、こんにちは!
有休を使い、2泊3日で道東ひとり旅をしてきました。
走行距離約600㎞、一人旅じゃないとこんなに巡れないだろうってくらい巡りました。
綺麗な写真が多く撮れたので、写真だけでも楽しんでいただければと思います😉
旅程
9/17(木)初日
13:00 女満別空港着
13:30 ランチ@ながしま家
14:20 メルヘンの丘
14:40 北浜駅
15:30 卯原内サンゴ草群落地
17:00 能取岬
20:00 チェックイン
9/18(金)2日目
4:40 雲海@津別峠
10:00 川湯エコミュージアム
13:00 ランチ@しれとこ里味
14:30 道の駅うとろ・シリエトク
15:30 オシンコシンの滝
17:30 チェックイン
18:00 晩御飯@海鮮料理番屋
9/19(土)最終日
4:00 星空&朝焼け鑑賞@知床峠
6:00 クジラの見える丘公園
6:30 羅臼国後展望塔
8:00 朝ご飯@知床食堂
9:00 知床五湖
10:30 フレペの滝
11:30 ランチ@ウトロ漁協婦人部食堂
12:30 天に続く道
14:00 津別町散策
17:00 夕日鑑賞@能取岬
訪れた場所
メルヘンの丘
四季折々の風景が楽しめる、大空町屈指のビュースポットです。
7本のカラマツがランドマークとなっていて、写真のようにどの季節でも風景が楽しめる場所となっています。
駐車場はないですが、道路が広くなっているので停めやすいと思います。
北浜駅
流氷に一番近い駅・オホーツク海に一番近い駅と言われている北浜駅。
流氷が押し寄せる冬が一番おすすめですが、夏の晴天時でもとてもおすすめです。
無人駅ですが、駅舎内にはカフェがあり、旅人が記念に貼った名刺や切符などで埋め尽くされていてとても面白いです。
卯原内サンゴ草群落地
アッケシソウと呼ばれる草が生えており、本物のサンゴに似ていることからサンゴ草と呼ばれているそう。
8月下旬~9月中旬が見ごろということもあり、ベストタイミングでした。
能取岬
オホーツク海に突き出たところにある、夕日鑑賞に適したスポットです。
初日はあいにく雲が多かったですが、最終日には晴天に恵まれ非常に良い景色が撮れました。
津別峠
雲海が見れることで有名な津別峠。
朝早く、なおかつ絶対見れるというわけでもないので勇気がいりますが、久しぶりに訪れてみたらちょこっと雲海ができていました。
日の出直後くらいに雨が強くなったため、30分ほどの滞在でしたが天気予報が雨だったことも踏まえると上出来だと思います。
ちなみに道中では写真のように鹿と遭遇したりするので、飛ばさない方が良いです。
オシンコシンの滝
ウトロにある、途中から流れが2つに分かれていることから双美の滝とも呼ばれている滝です。
土砂降りの後だったので水量がすごく水しぶきが上がっていましたが、それでも圧巻でした。
途中から太陽が出てきたこともあり、虹を見ることができました。
星空や朝焼けのスポットとして有名な知床峠、9月でしたが早朝の気温は10℃ちょっと。かなり寒かったです。
道中にキツネ・鹿・クマを見かけることができました。駐車場は真っ暗で、クマと遭遇する可能性もあるので、行かれる方は常に音を出していた方が良いです。
星空を撮るスキルが未熟で、あまり良いものは撮れませんでしたが朝焼け・朝日は息をのむほどの絶景でした。
クジラの見える丘公園
羅臼にある、クジラの見える丘公園です。
時間帯が良ければクジラが見えるのでこのように名付けられています。
駐車場が狭いのと、車で登る坂がかなり狭いのでワゴン車は注意です。
相泊漁港
羅臼の車で北に行けるギリギリの場所にあります。
マスの遡上を見ることができるので面白いですが、死んだ魚がたくさん沈んでいるので少し悲しい気持ちになります。
釣りをしに来ている人がほとんどでした。確かに何か釣れているのをよく見かけました。
羅臼国後展望塔
天気が良いと国後島が見える展望塔です。
開館は9時ですが、屋上は開放されているのでそこから絶景を見ることができます。
知床五湖
知床連山を背景に原生林の中にたたずむ5つの神秘的な湖を見ることができます。
遊歩道は2種類あって、高架木道は無料、地上遊歩道は有料となっています。
高架木道だけでも十分楽しめると思います。
とにかく空気が美味しい、それに尽きると思います。こけももソフトがとても美味しいのでお勧めです。
知床自然センター・フレペの滝
高さ約100mの切り立った断崖の途中から流れ落ちている滝で、しとしとと流れ落ちる様子から乙女の滝とも呼ばれています。
往復2㎞で約40分、散策中にクマやシカが出ると言われているので周りには注意しながら歩くのをお勧めします。
クマには遭遇しませんでしたが、草をむしゃむしゃ食べるシカには遭遇しました。
天に続く道
写真の通り、天にまで続くように見えることから名づけられている道です。
見ると、ただただすごい、、と言う感想が絶対に漏れます。
全長約18㎞もあるそうです。
TSKOOL
津別町活汲にある廃校となった旧活汲小学校を改修してできた株式会社山上木工のショールームであり、家具・インテリア用品店です。
東京五輪のメダルケースを作っていることで有名ですが、一つ一つ丁寧に作られている椅子や机を見ると、その技術の高さに驚かされることばかりです。
大量生産・大量消費だった時代からのシフトとして、こうしたものは今後間違いなく需要が増えることが想定されるため、こうした技術の高さに触れてみることを是非お勧めします。
訪れたお店
ながしま家
豚しゃぶ長いも丼が美味しいお店です。
豚肉ととろろの組み合わせ、最高です。そばもそば湯もとても美味しいです。
しれとこ里味
テレビ東京の番組「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」で訪れていた、つぶ貝のかき揚げ丼が食べられるお店です。
このかき揚げ丼、最高に美味しいです。大盛りを頼めばかき揚げが2つついてきます。
海鮮料理番屋
こちらも先ほど書いたテレビ東京の番組で訪れていたお店です。
サーモンいくら丼2700円、もう文句なしの絶品です。声出ます。
生きている人全員に食べてもらいたいくらいの美味しさです。
知床食堂
羅臼にある道の駅の中にあるレストランで、朝8時から開店しています。
ハモ丼が食べられることで有名ですが、もうとにかく絶品です。うなぎよりも食べ応えがある感じで、スタミナがつくそう。
2階がレストランで、1階にある売店では活気のある店員さんにスープをいただきました。
お父さん曰く、このだし汁とカニの身が入っているスープを「完璧のスープ」と言うそう。
ウトロ漁協婦人部食堂
超人気店のためかなり並びますが、海鮮物なので回転は早いです。
三種丼を頂きましたが、文句なしの絶品でした。
おまけにこれで2200円と安いなと。
宿泊したホテル
ランプの宿森つべつ
津別町の森の中にあるホテルです。
1泊2食付きのプランでしたが、ご飯が夜も朝も美味しくてもうたまらなかったです。
温泉も最高に寛げます。
知床KIKIリゾートホテル
感じたこと
- これが日本本来の形なんだなと言うくらい、自然を満喫できるのが道東エリアです。知床は車を走らせれば分かりますが大草原!海!がひたすらに続くエリアです。車を走らせながら、元々広大な土地だったけれど先人たちがこうして道路を建設して、人間用に都市を構築していったんだなというのをまじまじと感じることができます。とは言いつつも、広大な自然はたくさん残っているので、ふらっと行くのをお勧めします。最寄りの女満別空港は羽田空港から約2時間、知床は女満別空港から車で約1時間30分もあればアクセス可能です。コロナ禍で色々あるかと思いますが、実際に訪れた羅臼の漁師さんはとても喜んでいました。密を避けながらのツーリズムが普及していけばよいなと思います。
- 津別町は以前住みたい都市ランキングでも紹介しましたが、本当に田舎町です。ですが、田舎町の中でもとびきりで空気や水が美味しく、自分自身を見つめなおすことのできる町だと思っています。日中でも車の音がしなければただ風の吹く音だけ聞こえ、夜になるときれいな星空が町中から見ることができます。学生時代に約40泊して以来の訪問でしたが、町が変わっていく姿を目に焼き付けることができました。日本はこれからどんどん過疎化が進みます。明日は我が身ならぬ、明日は我が町というのを常に意識していかなければなりません。当事者意識を常に持ち、暮らす町のことを自分事として向き合う人が増えれば良いなと思います。
今回はここまで!