vol.14 絶景に息をのみすぎて呼吸を忘れる町ハルシュタット（2015.7/16）
こんにちは。
先日の東京都からの外出自粛要請の影響で外に出られない方が多いと思うので、新型コロナの感染拡大が収まった頃にぜひ行って欲しい場所を写真とともに紹介します。ぜひ見ていただければと思います。
2015年7月14日～8月4日までヨーロッパ6か国（オーストリア・ドイツ・オランダ・ルクセンブルク・フランス）を周遊しました。大学院でドイツの都市計画をフィールドワークを通じて学びディスカッションする授業が1週間あり、そのついでに2週間ほど周遊してきました。その時に印象に残った都市・街をピックアップしてご紹介しようと思います。
今回はオーストラリア にある ハルシュタットという、世界一湖畔の美しい町についてです。ご覧ください。
場所
オーストリアのザルツブルク南東エリア：ザルツカンマーケグート地方にあり、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として知られています。
世界最古の塩杭でもあるハルシュタット塩杭があり、現在も営業しています。町の外れにケーブルカー乗り場があり、見学ツアーとケーブルカーチケットをコンビで発売しています。今回は時間の都合上行けませんでしたが、見学ツアーは約1時間、ケーブルカーは片道約15分、総所要時間は約3時間見ておいた方が良いらしいです。
ケーブルカー乗り場
アクセス
今回は「ザルツブルク→バートイシュル→ハルシュタット」というルートで行きました。他にもいくつか方法があるみたいですが、個人的にはこのルートが一番楽かつ早いので良いと思います。
まずはザルツブルク中央駅前からポストバスに乗って 、バートイシュルという温泉で有名な観光地へ向かいます。ポストバスはザルツブルク中央駅前のロータリーから乗れます。所要時間は約1時間30分です。バートイシュルまでは鉄道でも行けるみたいです。
バートイシュルからはハルシュタットまではオーストリア鉄道QBBに乗り、約30分で到着します。
ザルツブルク中央駅前
ポストバス
バートイシュル駅
鉄道からの景色
ハルシュタットの鉄道駅は町の対岸にあり、渡し船（往復約3€）で渡ります。船乗り場は鉄道駅から歩いて降りてすぐの場所にあります。対岸までは約10分で着きます。
渡し船から対岸に着くまでだけで、船の上から絶景が味わえます。
町中の様子
世界一美しい湖畔の町と言われているハルシュタット、息をのむ絶景とはまさにこのことだと感じました。生きている人全員に一度は行ってもらいたい場所です。
到着したらまずは撮影スポットに行ってほしいです。船乗り場から右方向の坂道へ歩いて5分くらいで着きます。四季折々の風景が見られ、春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色がそれぞれ楽しめます。今回は真夏の7月中旬・朝9時頃に行きましたが、空気がとても澄んでいて美味しく、人もそこまで多くない時間帯なので気分良く絶景が味わえます。
撮影スポットからの景色
マルクト広場
レストランの前で野良猫？飼い猫？が気持ち良さそうに寝ていました。人間もこんな顔しちゃうくらいに、ここでは気持ちよく過ごすことができます。
その他のエリア
Retaurant am See
湖畔沿いにある赤いクロスがポイントのレストランで、船乗り場から歩いてすぐのところにあり、テラス席でもご飯が食べられます。
こちらのレストランでは、ハルシュタット湖で採れた魚料理やオーストリアの名物料理、それ以外にもパスタ等が食べられます。
今回は店員おすすめのメニューである、ハルシュタット湖で採れた魚のフライ（約2,000円）を頂きました。言わずもがな、絶品でした。ホワイトソースとフライの相性が抜群でした。
感じたこと
- 今回はザルツブルクを早朝6時に出発し、ハルシュタットに8時30分くらいに到着しました。16時発のザルツブルク→フランクフルトへ向かう電車に乗らなければならなかったため、滞在時間は約4時間30分でしたが非常に濃密な時間を過ごせました。これまでたくさん海外で旅をしてきましたが唯一もう1回行きたいなと思っている場所なので、死ぬまでに行って1泊はしたいところです。
- ハルシュタットだけでなくオーストリアは全体的に素晴らしい国です。ザルツブルクも街歩きに向いている都市だと思いますし、ウィーンなんかははちゃめちゃ最高な都市です。ザルツブルクではホーエンザルツブルク城というお城があって登った上からの景色は絶景で、ウィーンはとにかく穏やかで治安が良く過ごしやすい都市という印象を受けました。
- とにかくハルシュタットは何が何でも1度は訪れていただきたい場所です。ぜひ行った際には周辺の都市（特にザルツブルク）にも寄ってみてください。
今回はここまで！
