vol.15 北欧の中でも最も気軽に行けるデンマーク・スウェーデン（2018.2/3-8）
こんにちは。
久しぶりに旅の記事を書きたいと思います。2年前に社会人初の長期連休でデンマーク・スウェーデンに行ってきた旅についてです。
今回訪れた都市はコペンハーゲン・オーフス（デンマーク）、マルメ（スウェーデン）の3都市で、ストックホルム等の大都市には行っておりません。
単純にスウェーデンに行ったという証が欲しい一心でマルメに行きました。
なお、今回の旅はほとんどiphone7で撮影したものです。
デンマークについて
- 面積：約43,000㎢（九州地方とほぼ同じ広さ）
- 人口：約581万人（2019年デンマーク統計局、兵庫県とほぼ同じ）
- 首都：コペンハーゲン
- 主言語：デンマーク語（英語OK）
- 通貨：デンマーク・クローネ（2020年4月18日現在：1クローネ約15.68円）
北欧4か国のうちの一つドイツの北部に隣接している国です。
童話作家アンデルセンの生まれ故郷であり、LEGO発祥の地、日本でも有名な雑貨屋のフライングタイガーコペンハーゲンや、世界的に有名な陶磁器メーカーのロイヤルコペンハーゲン発祥の地でもあります。
その他には、幸福度の高い国として有名ですね。2020年版の幸福度ランキングではフィンランドに次いで世界第2位を誇っています（ちなみに日本は58位）。収入や寿命、社会福祉制度等が項目になっているみたいです。
コペンハーゲン・カストラップ空港
訪れたのが2月と真冬の時期だったのでだいぶ安く行けました。成田⇔コペンハーゲン直行便で往復10万円ほどです。
空港の中はこんな感じです。2枚目の中央やや右側にセブンイレブンがありました。
ちなみにデンマークは物価が高いので、セブンイレブンもお高めです。スタバはスイスに次いで世界で2番目に高い国らしいです。
コペンハーゲン
言わずと知れたデンマークの首都、人口約61万人の都市です。
デンマークはオランダと並び自転車大国で、街中を散策してみるとそれが良くわかると思います。とにかくほとんどの人がロードバイクでささーっと移動してます。
コペンハーゲン中央駅
コペンハーゲンの玄関となる中心駅です。
駅の中はヨーロッパチックなデザインと飲食店がたくさんあります。
写真が少なくてごめんなさい。
コペンハーゲン市庁舎
1905年に完成した市庁舎です。市内で2番目に高い約105mの塔があります。
中も広くてヨーロッパならではの建築物といった感じです。
ストロイエ
約1㎞にも及ぶ、ヨーロッパで最も長い歩行者専用道路です。高級洋品店や雑貨屋等が軒を連ねる歩行者天国です。
ここはたくさんの人が訪れていて、ストリートミュージシャンもいたりしてとても賑わっていました。絶対に行くべき場所です。
ニューハウン
コペンハーゲンといったここ！というくらい象徴的な場所です。
ここはかつて長期間航海をして帰ってきた船乗りたちがのんびり寛ぐ飲食店街として賑わいを見せていたエリアらしいです。
カラフルな建物が運河沿いに並んでいるとてもきれいな景観です。インスタで夜景が運河に映ってとってもきれいに見えるのを見て夜にトライしたのですが、全然ダメでした。快晴の夕暮れが狙い時なのかなと思います。
ここも絶対に行きましょう。
人魚の像
アンデルセンの有名な像です。
人気の場所なので結構な数の人がいました。海沿いにポツンとあるのでインパクト弱めです。
ロスキレ大聖堂
ザ・ヨーロッパって感じの建物で、見応えはかなりあると思います。
ロスキレの駅前はちょっと寂しいですが、大聖堂や市庁舎周辺は商店街もあるので賑やかです。
フレデリクスボー城
コペンハーゲンの北西にあり、電車で約45分のヒレロズという場所にあるお城です。
こちらもザ・ヨーロッパって感じの建物で、見応え十分。
クロンボー城
ヘルシンゲルという都市にある古城で、2000年に世界遺産に認定されました。コペンハーゲンから電車で約1時間かかります。
シェイクスピアの作品「ハムレット」の舞台となった城なので有名ですね。修復・改修を何度かしているらしいです。
螺旋階段を登れば屋上に出られますが、かなーりきついです。太ももパンパンになりますのでご注意を。
チボリ公園
1843年にオープンしたテーマパークです。ハロウィンやクリスマスの時期を除いて秋から冬にかけての半年間は休業しています。
今回2月なので休業期間でしたが、なぜだが入ることができました。閉園15分前くらいでしたが、ささっと散策できました。
クリスチャンスボー城
以前は王宮として利用されていた石造りの城です。こちらの塔はコペンハーゲン市庁舎を40㎝上回り、塔としては市内一の高さを誇るらしいです。
ローゼンボー公園
ローゼンボー離宮内にある広い公園です。公園なので出入り自由、無料です。
犬の散歩をしている人やランニングをしている人が多かったです。のどかなのでおすすめです。
フレスケスタイ
ちなみに最終日の夜に最後の晩餐として、デンマーク名物のフレスケスタイという食べ物を頂きました。
豚の背中の肉を中はジューシーに、外はカリカリにした食べ物です。実際に食べてみましたが、高齢者の歯を折れるレベルの硬さで味は濃いめでした。
ただ、めちゃめちゃ美味しかったです。
オーフス
デンマーク第2の都市と言われるオーフスは、コペンハーゲンから電車で約3時間かかります。人口は約34万人、「世界で最も小さな大都会」をスローガンに掲げています。
第2の都市の割にそこまで見どころがたくさんあるわけではないですが、比較的まとまっている都市なので歩きやすいと思います。ですが、土地の高低が結構あるので散策すると若干疲れると思います。
CROSS CAFE
写真は夜ですが、こちらのレストランでランチをしました。
デンマーク名物のスモーブローを頂きました。スモークサーモンは北欧で名産品らしいんですが、めちゃめちゃ美味しいです。そしてボリューミー、これで1300円くらいです。
街並み
あいにくの天気でしたが、スマートシティを推進する国というのもあって街並みはきれいです。
歩行者優先というか、自動車が入らないところはしっかり分けられていて、歩いて暮らしやすい街という印象を持ちました。オーフスもコペンハーゲンと同じく自転車が多く見られました。
アロス・オーフス美術館
”北欧最大級の現代美術館”と呼ばれる有名な10階建ての美術館で、階段を登った先の4階が入口、外観からわかるようにデザイン性高めすぎな美術館です。
この屋上にある赤色の空中回廊のような展望台が特におすすめです。異世界にいるよう
に感じられます。
常設展としてデンマークの作家を中心とした絵画が約1100点、彫刻が約400点展示されています。入館料は120DKKです。
スウェーデンについて
- 面積：約450,000㎢（日本の約1.2倍）
- 人口：約1,022万人（2018年11月スウェーデン統計）
- 首都：ストックホルム
- 主言語：スウェーデン語（英語OK）
- 通貨：スウェーデン・クローナ（2020年4月12日現在：1クローネ約10.90円）
スウェーデンといえば、家具屋のIKEA発祥の地やアイスホテル、王室が有名な国ですよね。
今回は旅程の都合上、マルメしか行けませんでしたがマルメをご紹介します。
マルメ
コペンハーゲンから電車で約40分で行けるスウェーデンの都市です。
ここ！といったような観光スポットがある場所ではありませんが、アジア系の人も多いらしく住みやすい都市って感じです。
調べたら少し前に発砲事件が起きてたらしいので、場所によっては危険ですが全体的には治安は良いです。
今回の感想
- デンマークは日本から直行便で約11時間で行けるので比較的気軽に行ける北欧です。ただ一方でドイツやイタリア、フランスといったヨーロッパの他の国々に比べれば観光地としては劣るイメージです。（暮らすには持ってこいな国だとは思います）従って、ある程度他のヨーロッパの国々を巡ってから行くと違いが分かったりしてより楽しめると思います。
- コペンハーゲン以外に今回はオーフスに行きましたが、レゴランドのあるビルンという都市もおすすめです。基本的に国内は電車で巡れるので電車を乗り継いでのんびりした旅がデンマークはおすすめです。
今回はここまで！
