8th. 新進気鋭な茨城県(2020.5/9)
こんにちは。都道府県シリーズ第8弾、今回は茨城県についてです。
茨城は、つくばに2年間住んでいたことがあります。研究で様々な都市に訪れたり調べたりしたこともあって思い出深い県ですが、トータルで苦い思い出しかないので、今この記事を書いていて非常に辛いです。震えてきました。
それではご覧ください。(写真は筑波山頂からの景色です。)
各種データ
- 面積:6,097㎢
- 人口:2,866,325人(2020年1月1日現在)
- 人口密度:470人/㎢
- 市町村の数:44
- 県庁所在地:水戸市
東北以北と比べると人口密度がだいぶ増えました。
茨城県と言えば、
納豆、鹿島アントラーズ、茨城ゴールデンゴールズ、偕楽園、つくば研究学園都市、筑波山、霞ケ浦、袋田の滝、国営ひたち海浜公園、ロッキンジャパンFES、うまい棒
がパッと浮かびました。
水戸の偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園と並んで日本三名園として知られています。個人的には唯一訪れたことのないのが偕楽園です。行かないと。
茨城出身の有名人と言えば
渡辺直美、ピース綾部、鈴木奈々、永作博美、栗山千明、黒沢かずこ、稀勢の里、磯山さやか、三浦春馬
あたりが出身みたいですね。なかなか多い。
ちなみに、耕地面積が北海道に次いで全国第2位、耕地率は全国第1位を誇ります。
(参考:茨城県HP)
シンボル
- 花:バラ
- 木:ウメ
- 鳥:ヒバリ
どれも有名なものですね。馴染みのあるものなのでわかりやすい。
バラもウメもきれいですよね。毎年2~3月に水戸の偕楽園で梅まつりが行われます。
ヒバリは県広報誌の名前にもなっています。美空ひばり、懐かしい。
全国トップのもの
- 牛久大仏(青銅製の大仏として世界最大)
- 栗の収穫量
- サバ類の漁獲量
- ビールの生産量
- レンコン・ハクサイ・ピーマン・メロン・水菜・チンゲン菜の生産量
- 鶏卵の生産量
耕地面積が広いこともあり、近郊農業が非常に盛んです。ビールの生産量がトップなのは意外でした。
漁獲量に関しても北海道、長崎県に次いで全国第3位を誇ります。
大洗にあるアクアワールド大洗では、サメの飼育数が全国第1位だそうです。
(参考:茨城県HP)
知っておくべきイベント・出来事
- 国際科学技術博覧会
1985年3月17日から約半年間、つくばで開かれたエネルギー問題を中心とした万博です。総入場者数は2000万人超えだそうです。
当時の会場は、今では「つくば万博公園」と「つくばエキスポセンター」として利用されています。
毎年ネモフィラ・コキアであったりROCK IN JAPAN FESが行われることで有名で、ひたちなか市にあって海沿いに立地します。
国営ひたち海浜公園でのネモフィラを見るために来た観光客数はGWだけで約60万人にも上り、ROCK IN JAPAN FESでは毎年約30万人以上の人が来場します。これらの影響から年間でも約230万人も来場されるそうです。
- 都道府県別魅力度ランキング7年連続最下位
上記のようなイベントや魅力がたくさんあるにも関わらず、なぜか毎年魅力度ランキングでは最下位になってしまっています。ちなみに1位は11年連続で北海道だそうです。
なぜか北関東の3県はどれも下位に沈んでいます。魅力がたくさんあるにも関わらず、そして広まっていないにも関わらず下位にいるのはなぜなんでしょうかね。
個人的な見解ですが、何度も最下位に沈むと逆にそれが当たり前のようになってしまって、歯車が嚙み合わなくなるんじゃないかなと思っています。どの県にも必ず魅力はあるわけなのでこの順位自体もどうなのとも思いますし、たぶん抜け出すのは相当な時間を要すると思います。
魅力度が低くても住みやすくて良い街であることに変わりはないので、引き続き応援していきます。
次回は群馬県について書きます。
今回はここまで!