vol.7 どこから行くにしても果てしなく遠い四万十川(2019.9/7-8)
今回は土日の2日間に、男二人で四万十川に行きました。ご覧ください。
旅程
9/7(土)初日
6:00 神戸発(レンタカー)
10:30 にこ淵(仁淀ブルー)、中津渓谷
11:30 ランチ@茶農家あすなろ
13:30 雲の上の図書館、雲の上のギャラリー
18:00 足摺岬
9/8(日)2日目
9:00 柏島
13:30 ランチ@土佐たたき道場
14:00 桂浜
18:00 夕日鑑賞@淡路島南PA
20:00 レンタカー返却
訪れた場所
にこ淵(仁淀ブルー)
日本一の水質を誇ると言われている仁淀川。駐車場が分かりづらい場所にあります。おまけに階段がかなり滑りやすく、ロープを持ちながらでないと上り下りできないです。
この時は大雨の後だったので、どこがブルーなんですか?って思うレベルの濁流でした。綺麗な仁淀ブルーを見たい方はぜひネットやインスタで検索してみてください。
あいにくの天気でしたがそれでもなんとなく水質は良さそうに見えて、きれいでした。ただ水量がハンパなく、もはや洪水手前でした。
中津渓谷
こちらも大雨の影響で途中までしか行けず、無念。。
中は約2.3㎞の遊歩道が整備されているらしく、なかなか行ってみる価値はありそうです。奥の方に行けば落差20mの雨龍の滝という滝があるらしいので、行った方はぜひ話を聞かせてください。
雲の上の図書館
新国立競技場の設計で有名な建築家の隈研吾が設計した、梼原町にある図書館です。梼原町は、町の約91%を森林が占め、標高1455mにもなる四国カルストの中にある、自然豊かな山間にある高知西部の町です。
図書館なのでもちろん無料で入館できますが、ここ、めちゃくちゃ良いです。おすすめスポットです。
中は県産・町産のスギ・ヒノキを中心に、光が優しく差し込む和やかな空間がデザインされていると思います。利用者は子供が多い印象で、街中での図書館の活用方法って非常に大事だなぁと思わされました。
ちなみに何故かボルダリングの施設(無料)が中にありますが、靴下・靴がないと使用できないので注意です。
図書館に隣接している施設(複合福祉施設YURURIゆすはら)では、無料でマッサージ機(ウォーターベッド・体組成計等)やトレーニングマシンが使えます。ついでに地元住民の方と交流もできます、おじいさん二人に絡まれました。
雲の上のギャラリー(雲の上のホテル)
ホテルに併設しているこちらのギャラリーも無料で入れます。ホテルは全13室らしいです。
パッと見はシンプルですが、光の入り方や長さが絶妙なデザインだと思います。なかなかにオシャレな空間です。
勝間沈下橋
2003年に釣りバカ日誌14のロケ地にもなった沈下橋、本来なら青いきれいな川なんでしょうが、ご覧の天気のため濁流になってました。ここは何とか持ちこたえていましたが、他の沈下橋は本当に沈下していました。
場所によっては立入禁止になっていたので大雨の後に行く際は注意してください。ちなみに、この時の勝間沈下橋は橋の手前までは行っても大丈夫でした。
安並水車の里(四ヶ村溝の水車)
四万十川沿いから少し内陸に入った四万十市安並にある水車の里です。昔は水田に水を汲み上げるために数多くの水車があったそうですが、今は観光用に残された数基しかないそうです。(水車は”基”が単位なんですね、初耳)
この時ちょうど晴れ間が見えてきて良い感じになりました。昔ながらの風景が楽しめて和みます。
足摺岬
四国最南端の岬、天気が良いと270度以上の視界に絶景が広がるらしいですが、天気の関係できれいな夕日は見れずでしたので、代わりに野良猫が3匹いたのでたくさん戯れました。ちなみに筆者は猫アレルギーのため、猫には一切触れません。望遠ズームレンズとセルカ棒の異名がついている腕の長さを活かして撮影しました。
駐車場の近くにジョン万次郎の銅像があります。150年ほど前に日本人として初めてアメリカに渡り、測量や航海術を学びその後鎖国時代の日本に帰国し、多大な功績を残したそうです。テニスプレーヤーみたいな名前ですね。(それはジョン・マッケンロー)
柏島
足摺岬のある土佐清水から車で約1時間くらいかかりますが、ここはめちゃくちゃおすすめです。
ダイビングや海水浴で人気のスポットで、海がエメラルドグリーン色です。晴れていれば、海の透明度から船が浮いて見えるくらいきれいです。4月下旬から11月上旬まで体験ダイビングができる「PARADI」という施設もあり、宿泊もできるそうです。
桂浜
高知県を代表する景勝地の一つ、坂本龍馬の銅像でお馴染みの桂浜です。月の名所にもなってるみたいです。水曜どうでしょうの原付西日本縦断の旅(2011年)のゴール地点でもありますね。
四万十川方面からは車で約3時間かかります。いつもなのかはわかりませんが、波が強すぎるため海への入水は禁止になっていました。
海沿いには水族館もあります。ちなみに坂本龍馬の銅像はすこし階段を上ったところにあります。
はりまや橋
日本三大がっかり名所の一つです。ちなみに残りは、札幌時計台と長崎のオランダ坂です。
個人的な意見ですが、トップクラスでがっかりできます。というか、他の2つと並べるのも恐れ多いくらいあっさりしてます。札幌時計台とオランダ坂はネーミングと場所で少し胸を張れますが、ここには張る胸がない。。
淡路島南PA/淡路SA
淡路島南PAは淡路島最南端のPAで、夕日の絶景が見られます。営業施設の屋上に出られ、そこからめちゃめちゃきれいな夕焼けが見られます。絶対に行くべきです。
淡路SAは、明石海峡大橋+明石市内の夜景が見られます。こちらも絶景ですのでおすすめです。
訪れたお店
茶農家あすなろ
国道33号線沿いにある、カフェレストランです。天気が良ければテラス席や窓側の席から雄大な仁淀川が見られます。食べログの評点は3.06とあまり高くはないですが、味は確かです。
美味しい地の物をふんだんに使った、あすなろ御膳(1,200円)を頂きました。いうまでもなく美味しかったです。
土佐タタキ道場
営業時間が10時30分~15時と短めですが、自分でカツオのたたきを藁で焼いて食べられる、体験型食堂です。単品で1,300円、定食で1,600円です。ご飯とみそ汁が食べ放題(か、お替りOK)だったはず。。
ちなみに予約は受け付けていないらしいので、タイミングを計って行きましょう。13時半くらいに行きましたが、すぐに藁焼きスタートしました。
感じたこと
- 四万十川は果てしなく遠いです。神戸から車で5時間以上はかかりました。高知駅からも2時間近くかかるので、旅行する際は時間に余裕を持って、行きたい場所を絞って計画を立ててください。
- 天気が悪い四万十川はなかなか見れないので貴重な経験でしたが、やはり晴天が続いた時に行った方が良いです。今回の旅ではSUPをやろうとしましたが、前日の大雨の影響で中止になりました。夜には星空がとてもきれいに見えるらしいので、行く際にはてるてる坊主を作っていきましょう。
- 基本的にドライブで行くのが良いと思いますが、意外と道中(四万十川→高知or淡路島)にガソリンスタンドがなくて焦りました。なので、ある程度ガソリンは余裕を見て入れて行った方が良いです。
今回はここまで!