16th. 進取果敢な富山県(2020.5/28)
こんにちは。都道府県シリーズ第16弾、今回は富山県についてです。
富山県は2016年に初めて訪れました。研究室のメンバーでどこかへ旅行しようという話になり、「都市計画を研究しているんだから、コンパクトシティで有名な富山でしょ!」という、筋の通っているような通っていないような理由で訪れました。
合掌造の建物に宿泊したのですが、風情がたくさん感じられてとても良い思い出です。
それではご覧ください。
各種データ
- 面積:4,248㎢
- 人口:1,037,323人(2020年4月1日現在)
- 人口密度:244人/㎢
- 市町村の数:15
- 県庁所在地:富山市
富山県と言えば、
黒部ダム、米騒動、立山、立山黒部アルペンルート、越中富山の薬売り、ます寿司、立山連峰、白エビ、ブラックラーメン
富山出身の有名人と言えば、
正力松太郎、藤子・F・不二雄、室井滋、野際陽子、柴田理恵、登坂絵莉、八村塁、田中耕一、西村雅彦、森カンナ、風吹ジュン
あのドラえもんの作者である藤子・F・不二雄は富山出身です。他にも名俳優の方々やNBAプレーヤーの八村塁選手も出身です。
シンボル
チューリップは新潟県と同じですね。
タテヤマスギは「立山杉」、立山連峰もあるのでイメージしやすいですかね。
ライチョウは「雷鳥」、キジ科の鳥です。名前めっちゃかっこいいですよね、雷の鳥ですよ。
全国トップのもの
- チューリップの球根出荷額
- 木製バットの生産量
- アルミサッシ、ファスナー、銅器の生産額
- 医薬品の出荷額
- 耕地面積に占める水田率
下記にもありますが、越中富山の薬売りという言葉にもあるように医薬品は有名ですね。
チューリップも、砺波のチューリップがとても有名です。
木製バットも意外でした。杉があるからですかね。
知っておくべきイベント・出来事
小学校の時に全員が習うであろう米騒動、最近は甲子園中止のニュースと共に名前だけ取り上げられることが多いですね。
1918年に起きた米の価格急騰による暴動事件のことを言います。当時の日本人の食生活の中心は今とそこまで変わらず米が中心で、価格の急騰によって家計を圧迫し、生活が困窮する事態となってしまいました。
富山県で始まり全国へと広まり、終息するまでに約50日間かかったと言われています。
- 越中富山の薬売り
薬都と言われている富山県。
配置薬と呼ばれるビジネスモデルを考案し、製薬と売薬を富山の産業として育成したことからその名前が呼ばれています。
- コンパクトシティ政策
富山と言えばコンパクトシティ!という方が一人でもいたらめっちゃ嬉しいです。
2007年から「持続可能なコンパクトシティ形成」を目標に掲げ、大きく3本柱を定めました。
- 公共交通の活性化
- 公共交通沿線地区の居住促進
- 中心市街地の活性化
今では当たり前のように聞こえる言葉たちですが、13年も前からこれらを柱にしているというスピード感は素晴らしいものです。
日本初のLRT(Light Rail Transit:次世代路面電車システム)を導入しており、自動車に依存したライフスタイルから脱却し、歩いて暮らせるまちを目指しています。
賛否両論はありますが、早い段階から試行錯誤を重ねて取り組む姿勢は素晴らしいと思います。今後も期待していきましょう。
(参考はこちら)
ぼちぼち仕事が通常運行になりそうなので、毎日更新は途切れそうです。
また緩やかに更新していこうかなと思います!
次回は、石川県について書きます。
今回はここまで!