vol.4 旅行会社に頼らなくても文句なしで楽しめるオーストラリア6日間(ケアンズ・シドニー)(2019.11/9-16)
オーストラリアのケアンズ・シドニーに男2人、6泊の滞在で総予算約25万円で行きました。ご覧ください。
(内訳:飛行機約90,000円/ホテル6泊約40,000円//ツアー約60,000円/食事約40,000円/お土産約10,000円)
関西国際空港⇔ケアンズ⇔シドニーはそれぞれジェットスター国際便が就航しており、関西国際空港⇔ケアンズは片道約35,000円/人で行けるので、非常におすすめです。ジェットスター=狭いというイメージを抱きがちですが、実際に乗ると他の航空会社と大差なく、USBケーブルで充電も可能でした。フライト時間は7時間ほどなので、そこまで苦でもなく行けます。
ちなみに、シドニー→ケアンズ→関空は約44,000円/人です。
旅程
11/9(土) 初日(移動日)
11/10(日) 2日目
8:00-14:00 ケアンズ市内散策
14:00 チェックイン@シャングリ・ラ ホテル ザ・マリーナ ケアンズ
14:20-22:00 パロネラパーク・熱帯雨林ツアー
11/11(月) 3日目
7:30-8:30 モーニング@The backyard(ホテル併設レストラン)
8:30-16:00 キュランダツアー
18:00-22:00 星空観測ツアー
11/12(火) 4日目
8:00-16:00 グレートバリアリーフ体験ダイビングツアー
19:00 夜ご飯@Water & Grill Steakhouse
11/13(水) 5日目
14:00 ランチ@The Morrison Bar & Oyster Room
15:00 チェックイン@ザ ヨーク バイ スイス ベル-ホテル
15:30-19:00 シドニー市内散策
19:00 夜ご飯@Bopp&Tone
11/14(木) 6日目
7:00-17:00 ブルーマウンテンズ&ジェラノンケープツアー
19:30 夜ご飯@Phillip's Foote
11/15(金) 7日目
8:00 モーニング@bills本店
10:00-12:00 ハーバークルーズ
13:00 ランチ@Steersons Steakhouse
14:30-17:00 シドニー市内散策
18:00 夕日鑑賞@ノースシドニー
19:00 夜ご飯@Altum Restaurant
11/16(土) 最終日(移動日)
参加したツアー
パロネラパーク・熱帯雨林ツアー
ラピュタのモデルと噂されているパロネラパークに昼と夜の2回に分けて行けるツアーで、とても充実しているツアーでコスパ〇です。値段は約12,000円です。
ツアーの内容は、ジョセフィン滝→マムー・スカイウォーク→昼パロネラパーク→夜ご飯→夜パロネラパークといった感じです。
パロネラパークに行くなら、昼と夜の2回に分けて行った方が良いです。日本人ガイドもいるのでまずは昼に行って中を歩いて回り、夜になると冒険しながら歩けるので2回行ってこそのスポットだと思います。
ちなみに、夜には庭園でプロジェクションマッピングショーが行われ、君をのせてがBGMで流れたりして、ラピュタにめっちゃ寄せてるなって感じました。
キュランダツアー
ホテル送迎→バスで駅まで行きゴンドラに乗車→キュランダで自由行動約4時間
キュランダでは、原住民が楽器を演奏しているところが見られたり、オリジナルマーケットでお土産が購入できたり、コアラが抱っこできたり、クロコダイル・カンガルー肉が食べられたりできます。値段はA$116.5(約9,500円)です。
ちなみに、キュランダ限定品以外は買うべきではないと思います。例えば、エミュー・クロコダイル・カンガルーのジャーキーは、シドニーのスーパーWoolworthsで半額(A$5)で買えました。
レインフォレステーション内にあるコアラ&ワイルドライフパークでは、コアラが抱っこできて写真も撮れます。抱っこ写真は約A$20(約2,000円、ツアーとは別料金)です。コアラ、めっちゃ可愛いし、聞いていたよりも臭くもないし、記念におすすめです。
その他には、キュランダヘリテージマーケット内の、キュランダの地域に生息するユリシス(オオルリアゲハ)がいるバタフライサンクチュアリや、世界中の鳥を集めたバードワールドがあり、先ほどのコアラ&ワイルドライフパークと入場券をまとめて買うことができます。値段は約A$55(約4,500円、ツアーとは別料金)です。
ちなみにコアラを抱っこできる場所は法律で決まっていて、西オーストラリア州・南オーストラリア州・クイーンズランド州の3州のみだそう。シドニーやメルボルンではできませんのでご注意を!
キュランダからの帰りは登山鉄道に乗って帰りました。景色がとっても良いですよ!指定席なので運も必要ですけどね。
最後の一枚の時だけ電車がゆっくりになります。撮影のタイミングを作ってくれる粋な計らいです。
星空観測ツアー
夜ご飯がビュッフェ形式で、食後に星空が見えるスポットに車で移動して星空観測をします。日本人ガイドが2人いてとても安心ですが、月が明るいとそこまで星がきれいに見えないので、参加する日時の月の満ち欠けを月齢カレンダー等で確認してから申し込むことを推奨します。
グレートバリアリーフ体験ダイビングツアー
こちらのツアーは、酔いやすい人にはおすすめしません。船の上に約8時間いるため、ほぼ確実に酔います。
シュノーケリングかダイビングが計3回(ダイビングは最大3回、申し込むツアーによって異なる)できます。移動中に日本人インストラクターから説明を受けるので初心者でも全く問題ないです。ただ、泳げない人は少し厳しいと思います。
午前中にアクティビティ1回、その後に船の上でバイキング形式のランチ、午後に少し船で移動してアクティビティ2回してケアンズに戻ります。
グレートバリアリーフなので言うまでもないですが、海がとてもキレイです。他の海と比較することができないくらいキレイ。シュノーケリングで海底が丸見え、泳いでいる魚もほぼ全部見えるくらい海が透き通ってます。
ちなみに値段は、ダイブ1回プランでA$250(約20,000円)で、ダイブの回数で値段が変わります。
ブルーマウンテンズ&ジェラノンケープツアー
人気展望台のエコーポイントや、トロッコ列車やロープウェーが楽しめるシーニックワールドがある世界遺産ブルーマウンテンズと、神秘的なジェラノン・ケープに一日で巡れるツアー、値段はA$165(約14,000円)くらいです。朝7時集合なので早いですが、1日中巡るので充実感MAXです。
最初に行くエコーポイントとスリーシスターズは、圧巻の連続でした。写真スポットもたくさんあるのでカメラマンにもおすすめで、おまけに叫び放題です。やまびこが無限にできます。
スリーシスターズは夕方の方が陽の入り的に良い写真が撮れそうです。
途中、最大勾配52度という世界で最も急勾配を走るトロッコ、シーニック・レイルウェイにも乗れます。物凄い角度で迫力満点です。
こちらは、ジェラナンケープ鍾乳洞です。
ここ入ると他の鍾乳洞がちっぽけに感じます。とにかくデカい、広い、絶対行くべきです。本当に壮大でめちゃめちゃ楽しめます。
そして、野生のカンガルーがいる公園へ。
びっくりするくらい多くいましたが、びっくりするくらいカッピカピの糞が至る所にありました。カピカピすぎて踏んでも多分靴にはつかないと思います。
カンガルーは全部で10頭以上はいました。基本的には近づくと逃げますが、なぜか一頭だけふらっと寄ってきて頭だけ撫でさせてもらったら満足して去って行きました。なんという奇跡。
ハーバークルーズ
2時間で約4,000円でコーヒー紅茶飲み放題、クッキー食べ放題で、シドニー湾を船で周遊します。船はちょい揺れですがかなり楽しめますので、おすすめのツアーです。
この時みたいに天気が良いと異常なくらい気持ち良く過ごすことができ、日向ぼっこできます。
ケアンズで訪れた場所:市内散策のみ
市内ですが、正直何とも言えないです。大した見所が徒歩圏内に多くはなさそうな感じでしたので、半日あれば十分です。日本人の店員がいるお土産屋さんもありました。なので、ケアンズに行くならツアーをたくさんぶっこむことをおすすめします。
シドニーで訪れた場所
ウィンヤード・パーク Wynyard Park
南北に伸びている公園。バス停が多くのんびりできます。高層の建物が多いのと木があるので日影が多めです。
シドニー市役所 Sydney Town Hall
市役所です。見た目からとても市役所とは思えないですね。
日本もこういう建築物が増えたら公務員ももっと憧れるようになったりして。
セント・アンドリューズ大聖堂 St. Andrew's Cathedral
市役所の隣にあるセント・アンドリュース大聖堂。ザ・海外って感じがして個人的に大好きな場所です。座っているだけで心が落ち着きます。
ウールワース Woolworths Town Hall
写真はないですが、お土産を買うなら絶対のココです。タウンホール店(シドニー市役所のすぐ隣)が一番アクセスしやすいと思います。たいていのお菓子はここで揃いますし、日用品も手に入ります。
地下1階が生鮮食品、1階がお菓子やドリンク、2階が文房具等生活用品、3階が電化製品等を取り揃えています。
ダーリング・ハーバー Darling Harbour
都会感満載、天気が良いと映えます。もともと貿易港だったらしいですが、今は大型商業施設があって、たくさんの人でにぎわっています。フードコートが1階にあって便利ですが、結構すぐ閉まります。夜景もきれいらしいので、おすすめです。
Vintage Blue Wine
シドニー市役所から徒歩30秒くらいのところにある酒店、Google MAP上では閉店になってます。(2019年11月現在あり)
店主のおすすめワインを購入しました。高級ワインも取り扱ってるみたいです。おみやげにぜひ。
Sydney Tower Eye
夕日を見るべくシドニータワーアイにある、地上250mのパノラマ展望台がおすすめです。確か19:15くらいに陽が沈んだと思います。
入場料は2000円近くしました。景色◎です。
オペラハウス&ハーバーブリッジ(サーキュラーキー)
シドニーと言えばこちらですね。一度は行くべき場所です。とにかく素晴らしい眺めです。これがシドニーで一番の見どころと言っても過言ではないと思います。
ちなみにハーバーブリッジは世界で2番目に幅の広い橋だそうです。
ロックス地区
サーキュラーキーの西、ハーバーブリッジのふもとあたりに広がるこのエリアはオーストラリア最初に開拓された地らしく、歴史的な建物が並ぶとてもオシャレな雰囲気の街並みです。地球の歩き方にもおすすめって書いてありました。
ノースシドニー州
電車に乗って、ハーバーブリッジを渡ることができます。
改札出て左にWi-Fiの使えるカフェがあります。駅前にはちょっとした広場があります。
個人的に、夕日がきれい見えるベストスポットだと思います。沈んでいく夕日を背景にハーバーブリッジが撮れます。人気スポットらしく、カメラマンだらけでした。
対岸にオペラハウスも見えるので、絶景スポットだと思います。
ノースシドニーオリンピックプール
言わずと知れた、2000年のシドニー五輪の時に使われたプールです。ちなみに料金はそんなに高くないそうです。
宿泊したホテル
ケアンズ:シャングリ・ラ ホテル ザ・マリーナ ケアンズ
言わずと知れた超高級ホテルですが、半年前に予約したことが奏功し、素泊まり1泊約7,000円でした。もちろんWi-Fiが使えます。
屋外にバカでかいプールあり、受付にはマドンナ級の日本人スタッフおり、他のスタッフも超親切です。併設されているレストランは、朝はモーニング、夜にはバーとのことで、めちゃめちゃ便利です。
空港から海沿いのホテルまでタクシーで15分ほどで着きます。タクシーの運ちゃんも親切で、親切すぎて走行中会話ゼロ。ちなみに海沿いのエリアはホテルだらけです。
シドニー:ザ ヨーク バイ スイス ベルホテル インターナショナル
アパートメントタイプのホテルで、6階に屋外プール、ジャグジー風呂、サウナがあります。水着着用じゃないともちろん入れないけどかなり◎。こちらも素泊まり1泊約7,000円です。今回は19階のお部屋でした。もちろんWi-Fiが使えます。
訪れたレストラン
ケアンズ
The backyard
シャングリラホテルに併設してるレストランで、エッグベネディクトが食べられます。テラス席は日差しがきついですが、ルーフを下げてくれるので景色も良くておすすめです。エッグベネディクトの値段は約15$(1,200円)です。
Water & Grill Steakhouse
こちらもシャングリラホテルと同じ区画にあります。ツアーの日本人ガイドおすすめのお店で、行ってみましたがオーストラリアで食べた肉でトップクラスに美味しかったです。味、焼き加減、食べ応え全てAクラスだと思います。肉の値段は、一つ約25-30A$(約2,500円)です。
シドニー
The Morrison Bar & Oyster Room
フィッシュ&チップスのフィッシュ、クロワッサンかよ。ハンバーガーの肉(カンガルー肉)は若干の臭みはありますが気にするほどでもなく、シンプルに美味いです。
記憶が曖昧ですが、値段は一つ約A$20(約1,600円)だったと思います。
Bopp&Tone
めちゃめちゃお洒落なレストラン。店員おすすめのメニューを注文しました。
こちらも記憶は曖昧ですが、値段は全部で約A$40(約3,500円)くらいでした。
ステーキはもちろん美味しく、生ハム?みたいなのも濃厚な味でした。
デザートもよくわからないけど美味しかったです。
Phillip's Foote
ショーケースに入っている肉を自分で選び、自分で焼けるスタイルのレストランです。肉の種類が豊富で、肉を頼むだけでサラダバーもついてきます。日本人客が多かった記憶。値段は一つ約A$30~(約2,500円~)です。
bills本店
言わずと知れたパンケーキ屋さんbillsの本店はシドニーにあります。シドニーだけで3店舗ありますが、今回は本店に行きました。
角地に立地しており、建物自体は古いですが店内は文句なしのおしゃれ。世界一の朝食と言われていて、超人気メニューのリコッタ・パンケーキは2種類(ストロベリー・バナナ)ありました。値段はA$22(約2,000円)でした。
平日の朝なので行列ができるほどではなかったですが、休日は間違いなく並ぶので開店前から行くことをおすすめします。
Steersons Steakhouse
店内がめちゃめちゃ高級感が漂うこちらのレストランでは、クロコダイルとオージービーフ、白ワインを頂きました。この2つで約A$60(約5,000円)でした。
MESSINA
イタリアのシチリア地方メッシーナからの移民であるニック・パルンボ氏が、2002年にダーリングハーストでオープンさせたジェラート屋さんです。シドニーに11店舗、メルボルンやブリスベンにもあるそうです。
すごい人気でした。人気な分、味も確かに美味いです。今回はティラミスとチョコミントを頂きました。値段はダブルでA$6.8(約600円)でした。
Altum Restaurant
ノースシドニーの海沿いにあるレストラン。ハーバーブリッジを見ながら食事ができるし、店員がめっちゃフレンドリーで何でも答えてくれます。
店員おすすめのアヒルと牛肉を頂きました。抜群の味でした。
値段はA$60くらい(約5,000円)でした。
感じたこと
オーストラリアは本当に素晴らしい国です。行ったことない人はぜひ行ってみてほしいと心から思えました。治安◎、料理◎、人〇、街並み〇、お土産◎といった感じです。
今回の旅では豪ドルが73-76円で推移していたので、比較的安い時期に行けたと思います。80円切ってるくらいがタイミング良いかなと個人的に思います。
ケアンズについて
・とにかく土地や道路が広く、低層な建物で街並みが構成されています。
・少し郊外は戸建て住宅がきれいに立地、日本でいう資産家の自宅のような外観の家が多いです。
・海沿いの高層ビルは外観から判断するとホテルが多く、マンションや特にオフィスはあんまりなさそうな感じです。
・物価は東京と同じくらいです。(物によりますがスーパーで水2ℓが80円くらいで買えます)
・超のどかでご飯が美味しく、種類も豊富です。(多国籍料理が味わえます。)
・信号が少なく、その分ラウンドアバウトが多い印象です。
シドニーについて
・高層ビルが多く、エリアを比較的絞って密集させているような感じがした。
・ケアンズよりは信号が多く、切り替わる間隔が短いです。
・海沿いの雰囲気が横浜や神戸に近いが、横浜や神戸よりも雰囲気が良いです。(おそらくウミネコが多いから?)
・フランスの植民地だったため、ヨーロッパチックの建物が多いです。
・LRT(メトロ・ライト・レール)が走っている。
Opal cardについて
シドニー広域の公共交通機関で利用できるチャージ式のICカードです。
運賃の支払い上限が設定(月~土曜と日曜で異なる)されており、9回目/週の利用から半額になります。また、1時間以内で乗り換えれば追加料金が0、駅やセブンイレブンで購入できます。
アプリがあるので、そこにクレジットカードを登録すればスマホからチャージができます。ちなみに、空港に行く場合はいつでも別途A$15くらいかかるので注意が必要です。ガイドブック等に、「空港まではチャージがなくても問題ない」等の記載を見るかもしれませんが、必ずチャージして空港に行くことを推奨します。
日本でいう電子マネーと同じ扱いなので、シドニーに約3日以上滞在する場合は購入をおすすめします。
長くなりましたが、今回はここまで!